2008年4月4日金曜日

大衆文化

大衆文化を議論する際、なぜ消費する側ばかりに焦点が当てられるのだろうか。そんなに両者を分けられるものかどうかという問題はあるにせよ、大衆文化にも、それを提供する側と享受する側が存在する。

大衆文化論というと、もっぱら酒を飲んだり、映画や演劇を観たりといった消費の側面にばかり目が向いている。

大衆文化は時代を形成する。そして、大衆文化を生産する形態と、消費する形態の両者が重要な役割を果たす。